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とある友人の話

とある友人がいた。とても元気な友人だった。しばらく連絡を取っていなかったある日、ひょんな事から連絡を取り合い、遊びに出かける事になった。話を聞くと、相当泥沼に陥っていたらしい。

だがしかし、彼は常に笑顔で、自分の泥沼エピソードを笑い話として話していた。彼は夏なのに、長袖を着ていた。長袖の隙間からチラリと包帯が見えた。

僕は全てを察した。黙って見過ごす訳にもいかず、「どうしたのその右腕」と問いかけた。出来るだけ自然に。

さっきまで笑顔だった彼の表情が一気に変わった。ボロボロ泣きだした。ただひたすらごめんなさいと謝り続けた。僕もひたすら大丈夫だと言い続けた。信じられなかった。あの彼が自傷行為をしていたなんて。

だけどもダメな事をダメだと言わなければ、彼はこの先同じ事を繰り返すであろうと思った。だからしこたま怒った。それから数年、未だに彼はダラダラ過ごしている。あの説教はなんだったのか疑問に思う事もある。だがしかし、彼の右腕にはもう傷は無い。だから僕はとりあえず安心している次第。

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